someとanyの使い分け

someanyはどちらも「いくつかの」「少しの」といった意味を表しますが,使われる文の種類によって使い分けが必要です。

someとanyの基本的な使い分け

ほとんどの場合,以下のルールで使い分けられます。
some: 主に肯定文で使われます。
any: 主に否定文疑問文で使われます。

文の種類例文some / any 日本語訳
肯定文I have some books.some私は本を何冊か持っています。
否定文I don’t have any books.any私は本を一冊も持っていません。
疑問文Do you have any books?anyあなたは本を何冊か持っていますか。
肯定文There are some apples.someりんごがいくつかあります。
否定文There aren’t any apples.anyりんごが一つもありません。
疑問文Are there any apples?anyりんごは何かありますか。

ここでは原則的に肯定文ではsome,否定文,疑問文ではanyを用いると覚えていいでしょう。

not anyは強い否定

not any は「まったく〜ない」「一つも〜ない」という意味になります。否定文で any が使われることで,否定の意味を強調する効果があります。
not と any が組み合わされることで,その後に続く名詞の存在を完全に否定します。
【例文】

英文日本語訳
I do not have any money.私はお金を全く持っていません。
She does not have any brothers.彼女には兄弟が一人もいません。
We do not have any homework today.私たちは今日は宿題が全くありません。
He doesn’t have any friends here.彼にはここに友達が一人もいません。
There aren’t any apples on the table.テーブルの上にはりんごが一つもありません。

not any は many や much ではなく、
「数・量ともにゼロ」のイメージで覚えると分かりやすいです。

補足

never,hardly,without,little など否定的な意味合いを持つ語句と一緒に any が使われると,「全く~ない」という強い否定の意味になります。
例: He never gives me any advice. (彼は私に全然アドバイスをしてくれません。)

not anyとno

not any は「no」という一語に置き換えることができます。

not any は not を使い,any で名詞を修飾する形です。つまり,notで文全体を否定し,anyで1つも~と強調しています。

例: I don’t have any money.(私はお金がない)

no は not を使わずに単独で否定を表し,名詞の直前に置かれます。no の方がより直接的で強調された表現になります。

例: I have no money.(私は全くお金がない)

このように,not any と no はほぼ同じ意味ですが,not any は少し控えめな否定,no はよりきっぱりとした否定というニュアンスの違いがあります。

例外的な使い方(中学範囲外)

ここから下は,中学生に関係ないので,余力のない人は無視してください。
someの例外的な使い方
 someは,疑問文でも以下の場合に使うことがあります。

相手に何かを薦める時: Yesの返事を期待している場合。
例: Would you like some coffee? (コーヒーはいかがですか?)

相手に何かを依頼する時: Yesの返事を期待している場合。
例: Could I have some water? (お水をいただけますか?)

部分否定
例: Some people don’t believe the news. (ニュースを信じない人もいる。)

anyの例外的な使い方
any は,肯定文でも「どんな〜でも」という意味で使うことがあります。

例: You can take any book you like. (好きな本をどれでも持って行っていいですよ。)

例: Any student can answer this question. (どの生徒でもこの質問に答えることができます。)

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