go to thereとは言わない理由

こんにちは。$\text{go to there}$と書いて注意されたことはありませんか?そんな話を書いておきます。

副詞にはtoは不要

$\text{there}$には名詞「そこ」という意味と副詞「そこに,そこで,そこへ,そちらへ」という意味があります。$\text{go}$や$\text{come}$を用いる場合,$\text{there}$は副詞の意味で使われます。したがって,「~に」とか「~へ」を表す意味がすでに入っているので,その意味を持つ「$\text{to}$」は使わなくていいってことになります。

同じような意味合いで,$\text{go to home}$も間違いです。$\text{home}$にも「家」という名詞のほかに副詞「家へ(に),故郷へ(に)」の意味があります。$\text{go}$や$\text{come}$を用いる場合,$\text{home}$は副詞の意味で使われるので,先と同様「to」は使わないことになります。

$\text{to}$をつけない単語を書くと,
here(ここに),abroad(海外に),outside(外に),inside(中に),away(離れて),back(戻って),overseas(海外に)などがある。以下例文

単語種類toの必要性例文意味
there副詞不要I go there.私はそこへ行く
here副詞不要Come here.ここへ来て
home副詞不要She came home.彼女は家へ帰った
abroad副詞不要He studied abroad.彼は海外で学んだ
downtown副詞不要We’re going downtown.私たちは町の中心部へ行く
outside副詞不要The kids went outside.子供たちは外に行った
inside副詞不要Let’s go inside.中に入ろう

名詞にはtoが必要

じゃ「$\text{to}$」を使うときはどんなときかというと,行き先が名詞のときは「$\text{to}$」を使います。

単語種類toの必要性例文意味
school名詞必要I go to school.私は学校へ行く
the gym名詞必要I go to the gym.私はジムに行く
Japan名詞必要I plan to go to Japan.私は日本に行く計画だ
a concert名詞必要I go to a concert.私はコンサートに行く

ただし,「$\text{home}$」など,名詞でありながら状況によって副詞的に使われる単語もあります。例えば,「$\text{my sister’s home}$」のように特定の説明を加える場合は名詞として扱われ,「$\text{to}$」が必要になります。
$\text{I went to my sister’s home}$:私は妹の家に行った。

toの不必要

行き先が副詞のときは$\text{to}$は不要。行き先が名詞のときは$\text{to}$が必要。

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