「時」や「条件」を表す副詞節の中では,未来のことでも現在形を使う

英語では「時」や「条件」を表す副詞節の中では、未来のことでも現在形を使うというルールがあります。

時・条件を表す副詞節とは

節と副詞節のイメージ

  • 節=「主語+動詞」を含む文のかたまり
  • 副詞節=文全体の「いつ」「もし〜なら」「〜まで」などを説明する節

時や条件を表す副詞節は,主に次のような接続詞で始まります。

  • when 〜するとき
  • before 〜する前に
  • after 〜したあとで
  • as soon as 〜するとすぐに
  • until / till 〜するまで
  • while 〜している間
  • if もし〜なら
  • unless 〜しない限り

例文

接続詞英文(未来)日本語訳
whenI will call you when I get home.私は家に着いたときに,あなたに電話をするつもりです。
beforeYou will finish your homework before you go to bed.あなたは寝る前に宿題を終えるつもりです。
afterI will read it after I finish this work.私はこの仕事を終えたあとで,それを読むつもりです。
as soon asI will email you as soon as I hear the news.私はその知らせを聞きしだい,すぐにあなたにメールを送るつもりです。
untilYou will wait here until I come back.あなたは私が戻ってくるまで,ここで待つつもりです。
whileYou will stay here while I am working.私が働いている間,あなたはここにいるつもりです。
ifI will go out if it stops raining.もし雨がやんだら,私は外出するつもりです。
unlessI will not go unless you come with me.あなたが一緒に来てくれない限り,私は行かないつもりです。

なぜ未来でも現在形になるのか

時・条件を表す副詞節の中では、未来のことでも現在形を使います。

  • I will call you when I arrive. 私が着いたらあなたに電話するつもりです。
  • I will go out if it stops raining. もし雨が止んだら出かけるつもりです。

理由の考え方はいくつかありますが,中学〜高校レベルではこの2つで理解すれば十分です。

  1. 副詞節は「主節の時刻に従うから」
    主節で未来を will 表しているので、副詞節では改めて will をつけず「その時点の中身」を現在形で言う。
  2. 「起こる前提のこと」を今ある事実としてみなすから
    when 節や if 節の内容は,その文脈では起こるかどうかが前提になっているので,現在形で表す。

willが使える例外

  • 時・条件を表す副詞節
    when, if, before などが「〜するとき」「もし〜なら」という副詞節のとき
    → 中は未来のことでも 現在形
  • 名詞節の when / if / whether など
    「〜かどうか」「いつ〜するか」という 名詞節 のとき
    → 未来の内容なら 普通に will を使ってよい

名詞節の中では、that 節などと同じように、
「未来のことを未来として述べる」ので、will がふつうに使えます。

1 if ~ will …(〜するかどうか)
I don’t know if she will come.
彼女が来るかどうか,私は分かりません。if she will come 全体が「来るかどうか」という名詞のかたまりで,動詞 know の目的語になっています。

2 whether ~ will …(〜するかどうか)
Please tell me whether he will join us.
彼が私たちに参加するかどうか教えてください。whether 節も,未来のことなら中で will を使います。

3 when ~ will …(いつ〜するか)
I’m not sure when he will come.
彼がいつ来るのか,よく分かりません。
ここも when he will come 全体が名詞ぽくまとまっていて,be sure の内容部分になっています。

副詞節か名詞節かの見分け方:when

① 副詞節の when:when を抜いても文が通るタイプ
例文
We will hold a party when he comes back to Japan.
彼が日本へ戻ってきたとき,私たちはパーティーを開くつもりです。
まず,when 以下を抜いてみます。
We will hold a party.
私たちはパーティーを開くつもりです。文としてちゃんと成立していますよね
ここに「いつ?」というタイミングを足しているのが,
when he comes back to Japan
つまり
役割は「いつ?」を説明する → 副詞の働き → 副詞節
時・条件を表す副詞節なので,中は未来のことでも現在形→ comes back が入ります。

② 名詞節の when:抜くと文が壊れるタイプ
例文
I know when he will come back to Japan.
私は,彼がいつ日本に戻ってくるか知っています。
when 以下を抜いてみます。
I know.
私は知っています。
何かは分からないので,情報として足りません。
このとき,when he will come back to Japan 全体が「彼がいつ日本に戻ってくるか」という一つの“情報のかたまり”
動詞 know の目的語(何を知っているのか)=名詞の役割になっています。
だから役割は「何を?」という情報そのもの → 名詞の働き → 名詞節
名詞節の中では,未来のことを普通に未来として述べる→ will come back が使えるという整理になります。

副詞節か名詞節かの見分け方:if

① 副詞節の if:ifを抜いても文が通るタイプ
例文
Ken won’t go out if it snows tomorrow.
もし明日雪が降ったら、ケンは外出しないでしょう。
if 以下を抜いてみます。
Ken won’t go out.
ケンは外出しないでしょう。これだけで一応意味は通ります。
そこに「どんな条件で?」を足しているのが ,
if it snows tomorrow です。
役割は「どんな条件で?」を説明する → 副詞の働き → 副詞節
条件の副詞節なので,中は未来でも現在形→ snowsになります。

② 名詞節の if:抜くと文が壊れるタイプ
例文
I don’t know if Ken will go shopping tomorrow.
私は,明日ケンが買い物に行くかどうか知りません。
if 以下を抜いてみます。
I don’t know.
私は知りません。ここでも「何を知らないのか」がなくて,情報として足りません。
if Ken will go shopping tomorrow 全体が「明日ケンが買い物に行くかどうか」という“情報のかたまり”
動詞 know の目的語=名詞の役割になっています。
だから役割は「何を?」という情報そのもの → 名詞の働き → 名詞節
名詞節の中では,未来の内容をそのまま未来として言う→ will go shopping が使えるということになります。

テストでの対応

文を見たら,次の順番でチェックすると分かりやすいです。

  1. if / when 以下を丸ごと消してみる
  2. 残った文だけで「とりあえず意味は通るか?」を考える
    • Yes → if / when 節は“おまけ説明”=副詞節
      • 役割は「いつ?」「どんな条件で?」
      • 未来でも現在形
    • No → if / when 節がないと文として足りない=名詞節
      • 役割は「何を?」「いつ〜か」「〜かどうか」という情報そのもの
      • 未来の内容なら will などが普通に使える

この「消してみるテスト」が、一番実戦で使いやすい判断方法です。

中学校ではifとwhen

中学校ではifとwhenを知っていれば大丈夫でしょう。

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