be動詞とその扱いについて

こんにちは。英語の動詞にはbe動詞と一般動詞の2種類しかありません。今回はbe動詞についてのお話です。

なんでbe動詞というの?

beが原形(もとの形)の動詞だから。

どんな意味を持つの?

意味は, 主に「~です」「〜である」「〜にいる」「~にある」などの状態や存在を表す意味を持ちます。

どんな扱い方するの?

be動詞は主語によって形を変える都合のいいもの。
現在形(現在を表す文)では, 主語がIならamになり, 主語がHe, She, It, Tom, $\cdots$ならisになり, 主語がWe, You, they, Tom and Emi, $\cdots$ならareになります。
I am a student. 私は生徒です。
He is a teacher.  彼は先生です。
Tom and Emi are happy. トムとエミは幸せです。
This is two pens. これは2本のペンです。
Those are his books. それらは彼の本です。
My book is on the desk. 私の本は机の上にあります。
There is a pen on the table. テーブルの上にペンがあります。
There are some books here. ここに数冊の本があります。

このように、be動詞は基本的に「主語の後に置いて, 主語の状態や存在を表す」役割を果たします。

be動詞の過去形

be動詞の現在形が3種類(am, is, are)だったのに対して, be動詞の過去形は2種類しかありません。それが, wasとwereになります。
使い方は, 主語がI, He, She, It, Tom, $\cdots$ならwasになり, 主語がWe, You, they, Tom and Emi, $\cdots$ならwereになります。
意味は, 主に「~でした」「〜であった」「〜にいた」「~あった」などの過去の状態や存在を表す意味になります。
使い方は現在形と同じで, 基本的に主語の後に置いて, 主語の状態や存在を表す役割を果たします。
I was a student. 私は生徒でした。
He was a teacher.  彼は先生でした。
They were busy. 彼らは忙しかった。
This was my pen. これは私のペンでした。
Those were his books. それらは彼の本でした。
My book was on the desk. 私の本は机の上にありました。
There was a pen on the table. テーブルの上にペンがありました。
There were some books here. ここに数冊の本がありました。

be動詞の否定文

否定文とは言葉通り, 文章を「~でない」「 ~でありません」「~にありません」のように否定するもの。英語ではこの表現を用いるのにnotを使います。notを置く場所はbe動詞の直後です。これは過去形も同じです。
I am a student.⇒否定文⇒I am not a student. 私は生徒ではありません。
He is a teacher.⇒否定文⇒He is not a teacher. 彼は先生ではありません。
They are busy.⇒否定文⇒They were not busy. 彼らは忙しくありません。
My book was on the desk.⇒否定文⇒My book was not on the desk. 私の本は机の上にありませんでした。
There is a pen on the table.⇒否定文⇒There is not a pen on the table. テーブルの上にペンはありません。
There were some books here.⇒否定文⇒There were not any books here. ここに1冊の本もありませんでした。

また, I am notは短縮して, I’m notとしたり, is notをisn’t, are notをaren’tと短縮して表すことが多いです。過去形の場合は, was notをwasn’t, were notをweren’tと表します。

be動詞の疑問文

be動詞の疑問文は, be動詞を文頭に持ってきて最後に?をつければ出来上がりです。意味は「~ですか」「~いますか」「~ありますか」というように問いかける意味になります。
I am a student.⇒疑問文⇒Am I a student? 私は生徒ですか。
このとき, 私は生徒ですか。と相手に聞いているので, 相手は「はい, あなたは生徒です」と応えるか, 「いいえ, あなたは生徒ではありません」と答えるのが自然なので, この文の応答としては,
Yes, you are.もしくは, No, you aren’t.となります。

He is a teacher⇒疑問文⇒Is he a teacher? 彼は先生ですか。
この応答に対しては彼は先生ですか。と相手に聞いているので, 相手は「はい, 彼は先生です」と応えるか, 「いいえ, 彼は先生ではありません」と応えるのが自然なので, この文の応答としては,
Yes, he is.もしくは, No, he isn’t.となります。

過去形の場合も同じで,
They were busy.⇒疑問文⇒Were they busy? 彼らは忙しかったですか。
Yes, they were.もしくは, No, they weren’t.と応えます。

Are you a math teacher?「あなたは数学の先生ですか」と聞かれたら, 「はい, 私は数学の先生です」「いいえ, 私は数学の先生ではありません」と応えるのが自然なので, 応答としては,
Yes, I am.もしくは, No, I’m not.となります。
Yes, I’m.という表現はないので気を付けてください。英語では文の最後に短縮形は置けないというルールがあります。

This is a pen.⇒疑問文⇒Is this a pen? これはペンですか。に対しては, penを代名詞 itに置き換えて,
Yes, it is.もしくは, No, it isn’t.で応えます。

There is a pen on the table.⇒疑問文⇒Is there a pen on the table? テーブルの上にペンはありますか。
これに対しての応えは, 「はい, あります」「いいえ, ありません」となるので,
Yes, there is.もしくは, No, there isn’t.で応えます。

There were some books here.⇒疑問文⇒Were there any books here? ここに本はありましたか。
これに対しての応えは, 「はい, ありました」「いいえ, ありませんでした」となるので,
Yes, there were.もしくは, No, there weren’t.で応えます。

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