wishを用いた仮定法

wishを用いて~だったらいいのになぁと表現する文を見ていきましょう。

基本イメージ

wish を使う仮定法は、

  • 現在や過去の事実とはちがうことを
  • 「〜ならいいのになあ」「〜だったらよかったのになあ」と
    残念そうに願う表現

です。
if を使う仮定法が「もし〜なら…だろうに」なのに対して,wish 仮定法は「〜ならいいのになあ」という「ためいき」っぽいニュアンスです。

形と意味のまとめ

現在についての願い「〜ならいいのになあ」
I wish + 主語 + 動詞の過去形

I wish I were taller.
もっと背が高ければいいのになあ。

I wish I could speak English well.
英語が上手に話せたらいいのになあ。

今の事実はそうではない,という含みがあります。
if の仮定法過去と同じで,be 動詞は基本 were を使います。

日本語でいうと
「今,そうじゃないけど,そうだったらいいなあ」
という気持ちです。

過去についての願い「〜だったらよかったのになあ」
I wish + 主語 + had + 過去分詞

I wish I had studied harder.
もっと勉強していればよかったのになあ。

I wish I had gone there with you.
君とそこへ行っていればよかったのになあ。

「実際にはそうしなかった」という後悔を表します。

「I wish 主語 would …」の形
I wish + 主語 + would + 動詞の原形

これは「相手や状況が変わればいいのに」という、
「これから変わってほしいなあ」という不満まじりの願いです。

I wish it would stop raining.
雨がやんでくれればいいのになあ。
今も降っていて,この先も続きそう…という気持ち。

自分のことにはふつう使わず,
天気や相手など自分の外側に向けて使うのがポイントです。

if 仮定法との対応

wish 仮定法は,多くの場合,if の仮定法に言い換えられます。

  • I wish I were taller.
    もっと背が高ければいいのになあ。
    ↔ If I were taller, I would be happier.
    もしもっと背が高ければ,もっと幸せだろうに。
  • I wish I had studied harder.
    もっと勉強していればよかったのになあ。
    ↔ If I had studied harder, I would have passed the exam.
    もっと勉強していれば,その試験に受かっていたのに。

wish の文は,「結果の部分(would …)」を言わずに,「その状態だったらいいのに」という気持ちだけを言っている形です。

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