「There is/are(います,あります) 構文」は,「〜がある」「〜がいる」と,ものや人の存在を表すときに使う表現です。まだ会話に出てきていないものについて,「ほら、ここに!」と注意を引いて紹介するような感覚で使われます。
There is/are 構文の There には、「そこに」という意味は含まれていません。この構文の本当の主語は、be動詞の後にくる名詞です。
There is + 単数名詞: 「〜がある」「〜がいる」 (単数形)
例: There is a cat. 猫がいる。
例: There is a book. 本がある。
There are + 複数名詞: 「〜がある」「〜がいる」 (複数形)
例: There are cats. 複数の猫がいる。
例: There are three computers in the room. 部屋に3台のコンピュータがある。
主語が後続する名詞であることに注意すると,
be動詞が is になるか are になるかは,There の次に来る名詞が単数か複数かによって決まります。これは,There 構文では倒置が起きていると考えると理解しやすいでしょう。
There are a lot of books in our school library.
私たちの学校の図書館にはたくさんの本があります。
There is a computer in my room.
私の部屋にはコンピュータが1台あります。
There 構文の There に「そこに」という意味は含まれていませんが,「そこに」という場所を付け加えたい場合は,文末に there をつけます。
例: There is a cat there. そこに猫がいる。
There is/are 構文は,まだ会話に出てきていない,聞き手が知らないものの存在を伝える文なので,my や your などが付いた定の名詞句には使いません。
誤: There is your phone on the desk. ✖
正: Your phone is on the desk. 〇
あなたの携帯は机の上にあります。
There is/are 構文の否定文は,be動詞の後に not を置くことで作ります。
- There is not (There isn’t) 〜. (〜がありません。)
例: There is not a school in my town.
私の町に学校がありません。 - There are not (There aren’t) 〜. (〜がありません。)
例: There aren’t any convenience stores here ten years ago.
10年前,ここにはコンビニエンスストアはありませんでした。 - There are no~ は「ひとつもない,全くない」という意味で,There is not~ よりも強い否定になります。
「〜がありました」「〜がいました」と過去を表す文を作るには、be動詞を過去形にします。
【例文】
There was a cat.
猫がいた。
There were cats.
複数の猫がいた。
There was a beautiful garden next to my house 5 years ago.
5年前,私の家の隣に美しい庭がありました。
「〜はいますか?」「〜はありますか?」と尋ねる疑問文は,be動詞と there の位置を入れ替えることで作ります。
【例文】
Is there a cat on the street?
道に猫はいますか?
Are there any questions?
質問はありますか?
Was there a cat on the street?
道に猫がいましたか?
疑問文への答え方は,Yes/No の後に there is/are を使って答えます。
【例文】
Is there a library near the park? 公園の近くに図書館はありますか?
Yes, there is. / No, there isn’t. はい,あります。/ いいえ,ありません。
Were there some cats on the street? 道に数匹の猫がいましたか?
Yes, there were. / No, there weren’t. はい,いました。/ いいえ,いませんでした。
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